こんにちは、SALCの言語アドバイザー(LA)のベンソン華子です。
今日は、『Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル』を使ってみた感想を共有したいと思います。あくまで個人の感想なので、参考程度にしてくださいね。
(試し読みはこちらから)
全体の構成&感想
ベストセラーなので図書館や中古などで入手しやすい。
わかりやすい解説で日本語でも文法用語が理解できないと感じている人にお勧め。
英文法を一から丁寧にやり直したいと思っている人にお勧め。
1レッスンがInput StageとOutput Stageで成り立ち、30日で終わるように構成されているので、自己学習しやすい。
文法項目の解説は全て日本語で書かれているので分かりやすい。
<Input Stage>
2色刷りで、大切なポイントは青で書かれていたり、表や補足イラストが多く使われていたりして全体的に見やすく、視覚的に覚えるのが得意な人には非常にお勧め。1日分が見開き約2ページでコンパクトに学習できるところがいい。このセクションでは1回目はさらっと全体的に目を通すのに10分程度、2回目は辞書などを使って精読に20分程度。
<Output Stage>
前回の内容の復習+今回の学習内容を振り返る演習問題が見開き約1ページたっぷりあり、自己学習がとてもしやすい設計。毎回、選択問題や、筆記問題等バラエティに富んだ問題が出されるので飽きにくいのもポイントが高い。所要時間はだいたい30分程度。
<Communication Stage>
全体を通して全5回のCommunication Stageが要所要所に入ってくる。Mr. Bryanと英語で会話する吹き出しセリフをそれまでに学習した文法を使って完成させる。単純だけど、実践の予備のその準備といった形で、実際に英語を話そうとすると頭が真っ白になってしまって話せないという人には大事なステップ。
<その他>
最終日は全レッスン修了テスト(所要時間60分)がついていて、達成感を持たせてくれる仕組みになっている。Output Stageの演習問題の解説セクションはとても丁寧で、毎回のレッスンの合格点や多くの学習者が抱えるモヤモヤを解消してくれるコメントを示してくれるので、自己学習がしやすくなっている。また、解説の最後には付録として文型別動詞リスト(日英)と不規則動詞リストがついていて、コピーして部屋の壁やトイレなどに貼って有効活用できるのもありがたい。
Author: Language Advisor ベンソン華子