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ポッドキャストの有効性について


春セメスターも残すところあと2週間ですね。私にはあっという間に過ぎ去ったように感じますが、みなさんはいかがでしょうか。



2022年はコロナウィルスの蔓延は落ち着きを見せてきたものの、世界中で数多くのショッキングな出来事が起き続けています。ロシアによるウクライナ侵攻、アメリカで絶え間なく起きる銃乱射事件、そしてここ日本でも安倍元総理が凶弾に倒れました。未だかつて経験したことがないような事柄が数多く起き、良いニュースも悪いニュースも瞬時に私たちの耳に入ってきます。このような状況下で、みなさんはニュースや情報をどのように、そしてどの言語で得ているでしょうか。2022年現在、世界の人口は79億人、国連の見通しによれば、来年にも80億人を突破するようです。そのうち、英語を喋る人口は17%弱だそうですが、インターネット上の上位1000万サイトの60%以上が英語を使って発信しているとのデータもあるようです。つまり、現代において英語で情報を入手できることは大きな利点であることが分かります。



そんな中で、英語を学ぶみなさんにおすすめの情報入手ツールをご紹介します。それは、ポッドキャストです。ポッドキャストとは、簡単に言えばインターネット上で配信されるラジオです。アイフォンをお持ちの方であれば、「ポッドキャスト」というアプリが標準搭載されていると思います。日本では、ポッドキャストはまだ比較的マイナーなようですが、北米やヨーロッパでは老若男女お気に入りのポッドキャストをいくつも持っていて、日常会話でも話題が尽きません。ポッドキャストの一番の利点は、隙間時間に聞くとことができ、ニュースのような一方的な情報だけでなく、多くの場合その背景にある多角的な視点や、文化的なニュアンスが含まれていることにあります。バスに乗りながら、料理をしながら、掃除をしながらと「ながら作業」にもってこいです。

ここでいくつか私のおすすめのポッドキャストを紹介したいと思います。


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This American Life

私が一番好きなポッドキャストです!毎週のテーマに沿ったいくつものストーリーを、日々の暮らしやその時の話題に照らし合わせて放送します。番組の編集もピカイチで、物語だけでなく番組の最後に流れるミュージックチョイスも素晴らしい!

Hidden Brain

アメリカの公共放送NPRに長くいたジャーナリストが司会を務める科学的な番組です。人間の行動を科学的に紐解き、世界との関連性がバイアスなく語られます。

How I built this

起業家、会社社長から活動家まで、彼らがどのようにそれらを築いたか、その背景にスポットライトを浴びせ、インタビューを通して内情に迫ります。インスタグラムの創始者から、ウィキペディアまで幅広いストーリーを聞くことができます。

Today in Focus

イギリスの老舗ニュースメディア「The Guardian」のポッドキャストです。ニュースダイジェストのみならず、世間を二分するような事柄を掘り下げていきます。このポッドキャストの一番の強みはほぼ毎日更新されることと、ほとんどが30分弱で、他のポッドキャストに比べると短いことです。

Deep Dive

日本における英字新聞の草分け「The Japan Times」が最近はじめたポッドキャスト。ほとんどが日本にまつわる事柄なので、放送言語である英語で手こずっても、ついていきやすい番組かもしれません。

Serial

The New York Timesがプロデュースする番組で、ノンフィクションの物語が複数回に分かれて放送されるエピソードものの番組です。サスペンスフルでとにかく面白いです。

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無論まだまだたくさんあります。

みなさんもお気に入りのポッドキャストを探して、この夏たくさんの英語を耳から取り込んでみませんか。



 



Language Advisor


ANTON Mario先生


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