こんにちは、SALCのランゲージアドバイザー(LA)のベンソン華子です。留学に興味がある学生さんでSALCでの相談で一番多いのが、「自分はIETSとTOEFL iBTのどちらを受験したほうがいいですか?」というものです。どちらを受けたらいいか迷っている場合、この記事が参考になると嬉しいです。 受験料や会場の変更などがあるので、必ずご自分で公式HPを確認してくださいね。
1. IELTSテストの特徴
a. 受験料と受験会場
受験料:25,380円(2022年6月現在)
受験会場:APUでの受験は年2回実施される
APUからの最寄は福岡会場で月1回程度実施
大阪・東京などの大都市は月3回程度実施される
b. 試験内容とスコア
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング(面接)
テスト結果は1.0から9.0のバンドスコアで表示。合格、不合格はない。
APUでの交換派遣留学の学内申請時に、バンドスコア5.5~6.0あると選択肢が広がる。
c. その他
イギリス英語(スペリングも)が主に使用されている
受験申込時にパスポートが必要
紙の試験でリスニングも筆記問題が多い。(PC版テストもあり)
筆記問題が多いので正しいスペルが書けるかが大事(イギリス英語のスペルかアメリカ英語のスペルのどちらもいいが、統一して書く必要がある)
APUで年2回受けることができる
イギリスに留学する可能性が少しでもあるのであればIELTSの勉強をしておくとよい。
2. TOEFL iBTテストの特徴
a. 受験料と受験会場
受験料:TOEFL iBTが$245(2022年6月現在)
受験会場:APUでの受験はできない
最寄会場は福岡で月3~5回程度実施
b. 試験内容とスコア
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングのすべてをPCで実施する
各セクション0-30、総合スコア0-120で表示。合格、不合格はない。
APUでの交換派遣留学の学内申請時に、75点前後あると選択肢が広がる。
c. その他
基本はアメリカ英語が使用されている
TOEFL ITPテストと混同しないように注意
リーディングは理系の文章が多い印象で、受験会によってスコアの波が出やすい印象
タイピングスピードなど、パソコンスキルも必要。
3. まだ迷っている場合には?
今までSALCを利用してきた学生さんからの様子からすると、IELTSの方が対策がしやすくスコアが伸びやすい、という意見が大半です。英検や学校のテストと同様IELTSが紙媒体のテストなので、なじみがあるからかもしれません。また、TOEFL iBTは理系の話題も多く、専門用語にも対応する必要があったりPCスキルも実力を発揮する際に足を引っ張る可能性があるからです。ただ、皆さんの状況に合わせて決める必要があるので、誰かに相談して決めたいと思う場合には、SALCのLAに相談してみましょう。(予約はこちらから)受験料や会場の変更などがあるので、必ずご自分で公式HPを確認してくださいね。
IELTS公式HP: https://www.eiken.or.jp/ielts/
TOEFL iBT公式HP: https://www.ets.org/jp/toefl/test-takers/ibt/about
APUでの学生生活をより充実したものにできるように願っています!
Hanako BENSON 先生
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