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IELTS Speaking 101: どんなところに気をつければいい?IELTS Speaking攻略法 / Pay attention to what? IELTS Speaking Tips



みなさんこんにちは。


交換留学の応募期間が終わりましたね。

今回申請を出した方、いい結果が出ますように。来年応募する人、これから着実に準備していきましょう。


SALCのLA(ランゲージアドバイザー)ブースでは言語学習計画を一緒に考えたり、実際に計画通りに進んでいるか確認したり、一緒にテスト見直しや復習をすることもできます。一人ではどうもサボりがちになってしまうという人、定期的にLAセッションを予約して、LAと話す時間を設けると、学習が習慣化しやすいですよ。


さて、今回は英語試験でも特に需要の高いIELTSのSpeakingについてみていきたいと思います。0~9までのレベルに分かれていますが、どんな側面をみて判断されているのでしょうか。


スピーキングでは主に4つの項目に注目して点数がつけられます。

1. Fluency (流暢さ)

2. Lexical Resource (語彙力)

3. Grammar Range & Accuracy (文法の幅と正確さ)

4. Pronunciation (発音)


これらの項目、少し抽象的ですね。具体的にどんなスキルが問われているのでしょうか?*

​Fluency

(流暢さ)

  • Talking at length (長い文で話せる)

  • Talking without pauses or hesitations (会話中の間や言い淀みがない)

  • Talking without self-correction (言い間違いがない)

  • Able to be understood (言っていることが通じる)

  • Using linking words (リンキングワードが使える)

Lexical Resource

(語彙力)

  • Using a range of words & paraphrasing (多様な単語とパラフレージングが使える)

  • Using collocations (コロケーションが使える)

  • Using less common vocabulary (非一般的な語彙を使っている)

  • Avoiding errors (言語的エラーを回避できる)

Grammar Range & Accuracy

(文法の幅と正確さ)

  • Using a range of sentence structures (多様な文構成を使いこなせる)

  • Using a range of grammar tenses (多様な時制を使いこなせる)

  • Avoiding errors (言語的エラーを回避できる)

Pronunciation

(発音)

  • Able to be understood throughout the test (全体的に言っていることが通じる)

  • Able to use intonation (イントネーションを使える)

  • Accent does not affect understanding (アクセントが聞き手の理解に影響を与えない)

  • Accurate word and sound pronunciation (単語と発音が正確に使えている)

(引用:www.ieltsliz.com)

*今回はわかりやすいよう簡素化された表を使います。原本は細かいですが、確認したい方はこちらから。


流暢さでは、「淀みなく話せる」、「間違いをして自分で直すことがない(つまり会話中に間違いがあまりない)」など、話し慣れていないと難しいスキルが多いですね。「リンキングワード」は前文と後文をつなぐ言葉やフレーズ。”for example” “also” “because”などがありますね。ライティングの時にも登場しますね。


語彙力では、多様な種類の単語を知っているかだけではなく、正確に使えるかなども必要になってきますね。コロケーションは英語のAクラスの単語リスト(Vocabulary List)で勉強しているはず。しっかり覚えた人は、IELTSで使うチャンスですよ!パラフレージングでも、コロケーションや正確な単語の使い方が大切です。


例えば、

“What do you like most about your city?”

この文を”favorite”を使ってパラフレージングすると、

“My favorite part of the city is Beppu Park.”

になりますね。文系を理解しているかも大切。”like”の部分に“favorite”をそのまま突っ込むと誤った文になってしまいます。

“I favorite Beppu Park about my city.”

多様な単語のパラフレージングができるようになるためには、単語の類語(synonym)もしっかり覚えていきましょう。


文法の幅と正確さは、単語とも繋がってきますね。構成をしっかり覚えて、使う練習をしておくことが大事です。慣れない文を突然作ろうとすると、言い淀んで、流暢さが落ちてしまいがちです。時制は、未来、現在、過去形を基本とし、そこから現在完了、過去完了、未来系の違い(e.g., will vs. be going to)などを使いこなせるようになっていくといいですね。


最後に発音です。発音は必ずしもネイティブのように話す必要はありません。しかし異なる音で覚えていたり、音が正確に発音できていないと減点対象になります。はっきりと話す、単語を覚えるときにスペルだけではなく、発音も一緒に覚える習慣をつけるといいですね。また、イントネーション(英語を話す際の音の高低)を理解するにはシャドーイングの練習が効果的ですよ。


LAセッションでは実際に先生とスピーキングの練習をすることもできます。これらの点を意識しながら、IELTSのスピーキングを伸ばしていきませんか?英語のテストは図られている部分をしっかり意識して対策すれば必ず点数が上がるはずです。皆さんにSALCで会えるのを楽しみにしています。


 





Aika Ishige先生


English LA

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